RECIPE

南ぬ豚 豚バラ肉のピペラード

梅田ワーフ 竹村 俊哉さん 考案

南ぬ豚

[ 調理方法 ]焼き・煮る
[ 使用食材 ]南ぬ豚

シェフのコメント

●調理した料理の特徴
ピペラードとはフランス・バスク地方の郷土料理です。豚肉が有名なバスク地方にちなんで、塩でマリネした豚バラをブイヨンで4時間 ほど煮込んだ後に、香ばしく焼いてからとろけるまで煮込んだパプリカ、そして唐辛子のスパイシーさを利かしたトマトソースを加えて仕上げました。玉ねぎやトマトから出る甘みの中に、豚から出る旨味を余すことなく活用した調理法です。豚バラなのにまったく脂っこくない、香ばしくマイルドな風味に仕上げました。お好みで半熟卵を混ぜながらお召し上がりください。残ったソースはパスタやリゾットにアレンジするのもおすすめです。

●南ぬ豚についての感想
「南ぬ豚」にパインの風味はさほど感じませんでしたが、臭みは一切無く、脂が非常に美味しかったです。豚肉は脂を楽しむ食材だと思っていますが、煮込み料理にすると脂っぽさを抜きながら脂の旨みを料理へ活かせます。また、いい食材はさほど手を加えない方が良さは伝わるので、このリブロースならグリル・ステーキ・とんかつも合うのでは。豚肉に関して言えば、「南ぬ豚」のようにどれだけしっとりジューシーな肉質であっても、美味しさの決め手は全て火入れにかかっていると思います。

梅田ワーフ 竹村 俊哉さん (レシピ考案)

大阪市北区茶屋町1-45-101
TEL : 06-6292-8889

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