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おいしいスムージーレシピの秘密とは?チャリウッド2019『オリジナルスムージーを作ろう!』イベントリポート

ヴィーガン

大阪・茶屋町一帯で展開する春恒例の街あそびイベント「チャリウッド2019」。イベント初日の5月11日(土)、ヤンマーは本社ビルの最上階にある社員食堂Premium Marché OSAKA(プレマルオーサカ)にて、ワークショップ「オリジナルスムージーを作ろう!」を開催。

社員向けに提供している人気のベジタブルスムージー「ベジチャージ」の基本レシピをアレンジして、プレミアムマルシェ厳選のお野菜を組み合わせながら、手軽でカンタン、おいしいスムージー作りにチャレンジしました。その様子をレポートします。

「野菜とミツバチ研究会『フライングY』」に新入部員が大集合!

茶屋町一帯で開催される春の恒例の街あそびイベント「チャリウッド2019」。今年は「ユニークサークル大集合!!」をテーマに、遊びながら学べる体験イベントが数多く開催されました。ヤンマーのサークル名は「野菜とミツバチ研究会『フライングY』※」。

※サークル名「フライングY」は、ヤンマーのブランドロゴマーク「FLYING-Y」にちなんで付けられました。

サークル会場となったヤンマー本社12階の社員食堂「Premium Marché OSAKA」では、親子連れや女性グループなど30名ほどが集合。カラフルな野菜や果物が並ぶテーブルを囲んで和気あいあいとしたムードの中、ワークショップ「オリジナルスムージーを作ろう!」が始まりました。

なぜ今、こんなにスムージーが人気なの?

スムージー作りへ取り掛かる前に、まずは管理栄養士さんからスムージーと栄養について学びます。

野菜や果物をおいしく手軽に摂れ、熱に弱い栄養素や酵素をそのまま摂取できるスムージー。「今日はなんだか野菜不足かも?」と感じたときに、ジュース屋さんで注文したり、コンビニで購入したりする方も多いのではないでしょうか。

厚生労働省が発表している「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、生活習慣病などを予防し、健康な生活を維持するための目標値のひとつとして「野菜類を1日350g以上食べましょう」と掲げています。ただし、この量を食事だけで摂取するには、かなり大量の野菜を調理しなければなりません。

そこで、スムージーを食事へプラスしたり、デザート感覚で間食に取り入れたりしている方が増えているのだとか。果物多めのスムージーは野菜が苦手なお子さんもよろこんで飲んでくれるため、子育て中の方にもオススメなのだそうです。

おいしくて栄養バランスも良いスムージーを作るには?

次に、おいしくて栄養バランスも良いスムージーを作るためのコツを教わりました。

ワークショップで使うスムージーの材料は、ヤンマー畑産の完熟トマトとレタス・小松菜・水菜・サラダニンジン・セロリ・パプリカの野菜7種類、バナナ・リンゴ・キウイ・グレープフルーツの果物4種類。味はもちろん、産地や育て方にこだわって選んだ、プレミアムマルシェおすすめの食材をご用意しました。

この中から、好きな野菜(200g~260g)と果物(260g~320g)を自由に選んで「合計520g」になるよう、キッチンスケールを使って計量します。

管理栄養士さんからのアドバイスは「トマト・パプリカ・レタスは入れすぎ注意」、そして「酸っぱい果物と甘みのある果物を組み合わせるのがおすすめ」とのこと。また、鉄(水菜・小松菜)とビタミンC(トマト・水菜・小松菜・パプリカ・キウイ・グレープフルーツ)を一緒に摂ることで、ビタミンCが鉄の効率的な吸収に働くのだそう。

更には、“飲みやすさ”と“素材の味”どちらを重視するかで、野菜と果物の比率を変えるのが良いとのことでした。

【飲みやすい!】
野菜4:果物6 = 野菜208g:果物312g
【素材の味をしっかり!】
野菜5:果物5 = 野菜260g:果物260g

栄養、そしておいしくなる野菜と果物のバランスについてしっかり学んだところで、いよいよスムージー作りが始まりました。

テーブルごとで協力しながらスムージー作りにチャレンジ!

テーブルに置かれた野菜7種類と果物4種類の中から、自分たちの好みの味になるよう食材を選んで、キッチンスケールで重さを測っていきます。

「水菜ってめっちゃ軽いから、たっぷり使える!」「スムージーにトマト入れておいしいのかな?」など、テーブルごとでディスカッションが交わされます。お子さんがサラダニンジンを選んだテーブルでは「えらいね~!!」と拍手が湧き起こりました。

計量が終わったら食材をミキサーに入れ、上から豆乳または水(ミックスでも可)を加え、スイッチを入れて回転スタート!

一通り野菜・果物・水分が混ざったらスイッチを切り、まずはみんなで試飲します。「野菜の味が強いね…」「残りの果物も全て入れちゃう?」「ハチミツ足したいな」など、理想のスムージーを完成させるため、トライ&エラーが続きます。管理栄養士さんからは、「コクが足りないときはハチミツ、スッキリ感が欲しいときはレモン汁をプラスして味を整えてくださいね」とのアドバイスも。

メンバーが「うん、おいしい!」と納得する味になったところで氷15~18個(好みの濃度で調整)を加えてミキサーにかけ、氷が砕けきったらオリジナルスムージーの完成です!

オリジナルスムージーの完成!気になるそのお味は…?

色鮮やかなグリーンスムージーや、豆乳たっぷりのホワイトスムージーなど、テーブルごとに見た目はさまざま。もちろん味も少しずつ異なるようですが、みなさん「おいしくできて良かった!」との感想で、スタッフもホッと一安心。

試飲が終わったところで、「スムージーをおいしくするためにどのような工夫をしたか」をテーブルごとに発表してもらいました。

【発表コメント】
・野菜を多めにしたら甘味が少なかったが、果物を全部入れたらおいしくなった。
・葉っぱの風味が強かったので、サラダニンジンを入れるとおいしくなった。
・フルーツ多めでそこにトマトを加えたら、味がわからなくなった(笑)。

など、おいしいスムージー作りの参考になるアイデアをたくさん知ることができました。管理栄養士さんからは「家庭では冷凍バナナを使ったり、ヨーグルトを入れたりするのもオススメ」とのこと。

ワークショップの最後は、ヤンマーの社員食堂と、週末に一般開放している「Premium Marché OSAKA」で人気のオリジナルスムージーの試飲も行われました。

このスムージーで使用している食材は、ケール・小松菜・水菜・レタス・バナナピューレ・レモン・ハチミツ・豆乳のみ。野菜のクセが苦手な人にも飲みやすいレシピです。

そしてワークショップ終了後、参加者のみなさんへのお土産として鳥取県日南町のエコファームHOSOYA三上さんが育てた「ヤンマーこだわりのお米」も手渡され、チャリウッド2019「オリジナルスムージーを作ろう!」は大盛況のうちに終了しました。

ぜひみなさんのご家庭でも、今回ご紹介した“おいしくて栄養バランスも良いスムージーを作るヒント”を参考に、オリジナルスムージー作りに挑戦してみてくださいね。

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