RECIPE

飛騨牛の鉄板焼き、燻製ポテト、ロメスコソースとカルソッツソース

maspi Mateu Villaret(マテウ ビジャレット)さん 考案

飛騨牛

[ 調理方法 ]焼き
[ 使用食材 ]飛騨牛

シェフのコメント

●調理した料理の特徴
上質なリブロースなので、火入れは最低限に。カタルーニャ地方の冬の定番料理であるカルソッツ(丸ごとローストした白ネギにロメスコソースを付ける)をソースにアレンジして添えました。オレンジ色のロメスコソースは、ローストしたトマトと玉葱に、アーモンド、ヘーゼルナッツ、ニンニク、ニョラ(スペインの乾燥ピーマン)、ビネガー、オイルで作る現地の定番ソース。白いカルソッツソースと牛肉との相性も素晴らしく、カタルーニャで食前酒として出る甘めのベルモット酒を使ったソースと共に、「飛騨牛」の持ち味を引き出してくれます。横に添えたジャガイモの燻製には、焦がした焼きナスをパウダー状にして振りかけて現地のPatata al caliu(パタタ カリュ、ジャガイモのロースト)をイメージさせるなど、食べる方を飽きさせない取り合わせです。

●飛騨牛についての感想
「飛騨牛」の食感は優しくジューシーで、それでいてしつこくなく、食べやすいと感じました。スペイン現地のしっかりした赤身肉とは対照的ですが、味わいは濃厚ですし、酸味や甘味のあるソースとバランスを取ることで脂のしつこさは抑えられます。ブランド牛であるため多少値が張ってしまいますが、コース料理などに使うとお客さまにも喜んでもらえそう。今回調理したのはリブロースでしたが、モモ肉を使いシンプルな調理法で挑戦してみたいと思います。

maspi Mateu Villaret(マテウ ビジャレット)さん (レシピ考案)

大阪市北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ内1F
TEL : 06-6485-5566

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