RECIPE

誰でもカンタンにできるって本当?お料理ビギナーがライスジュレでチーズケーキとハンバーグを作ってみた。

ライスジュレ

お米と水が原料の無添加グルテンフリー新素材「ライスジュレ」。プレミアムマルシェでもおいしくてカンタンにできるレシピを多数ご紹介していますが、「本当にカンタンにできるの?」という声もチラホラ。そこで、超・お料理ビギナーでもライスジュレを使いこなせるのかを検証するため、ヤンマー本社ビル12階の社員食堂プレマルオーサカの片隅を使って料理にチャレンジしてみることになりました。

お料理に挑戦するのは、プレミアムマルシェ新担当の永田さん。全く台所に立たないという永田さんへ的確なアドバイスをしてくれるのは、同じくプレミアムマルシェの富田さんです。

●登場人物
プレミアムマルシェ担当者・永田:自炊経験ゼロ、“ガチ”のお料理ビギナー。大胆な包丁使いで撮影スタッフを震え上がらせる。大のスイーツ好き。
プレミアムマルシェ担当者・富田:ライスジュレのレシピ開発にも携わるライスジュレマスター。試作したライスジュレの新作メニューを子どもに食べてもらい、素直な反応に一喜一憂する日々。

エプロンを付けるのに2分かかった永田さん。さて、どうなることやら…?!

混ぜて焼くだけで完成?!スコップ豆乳チーズケーキを作ってみた

クリームチーズは使っていますが、それ以外は豆乳、ライスジュレ、寒天などヘルシーな素材なのでカロリー控えめ。永田さんには一品目として、薬膳料理研究家ヤマグチヒロさん考案「スコップ豆乳チーズケーキ」を作ってもらいます。

・レシピ詳細「ヘルシーなのに食べ応え十分!リッチなスコップ豆乳チーズケーキ

<永田さんのミッション>
(1)フルーツソースを作って冷やす
(2)柔らかくしたクリームチーズへ砂糖を加えよく混ぜる
(3)(2)へ柔らかくしたライスジュレ、温めて寒天を溶かした豆乳、レモン汁を混ぜる
(4)(3)を型に流し、180度のオーブンで20分焼いてから冷やす
(5)ミントやベリーを盛り付け、(1)のフルーツソースをかける

富田:まずは、ヤンマーオリジナルの「フルーツソース ストロベリー」にライスジュレを加えて、とろとろのフルーツソースを作ります。

永田:ライスジュレの白米ハードを5g…。難しいですね。

富田:永田さん、そうやると重さを測れないって知っています(そこからなんですね)?まずはスケールの上にお皿を置いて、目盛をゼロにしてからライスジュレを出しましょう。

あと、ウェブで公開したレシピでは、「小鍋に(フルーツソースの)すべての材料を入れ、よく混ぜながら弱火にかけます」とありますが、今日は小鍋が無いので電子レンジを使います。ジュレを電子レンジで10秒あたためて、柔らかくしてください。

永田:2分間回したら爆発しますかね。

富田:(スルー)じゃあ、柔らかくなったジュレにいちごソースを加えて溶かしてください。

永田:キレイに溶けないですね…。

富田:小鍋で直火だとすぐ溶けるんですけどね…。では15秒ほど追加で温めて、ボウルで混ぜて溶かしましょう!

永田:かなり溶けましたが、ボウルに付いたので量が減りました…。

富田:そうですね…。じゃあ、いちごソースを足しておきましょう!できたソースは冷蔵庫で冷やしておきますね。

次に、チーズケーキの生地を作りましょう。まず、常温に戻したクリームチーズへきび砂糖を混ぜて、そこに温めて柔らかくなったライスジュレ100gを加えます。本当はもっとたくさんのクリームチーズを使う必要があるんですけれど、ライスジュレを使うことで“カサ増し”と“とろみ付け”ができます。口当たりは濃厚ですけれど、ライスジュレのおかげでカロリーは控えめですよ。

富田:そして、お鍋で豆乳を温めて、お鍋のふちがフツフツとしてきたら火を止めて寒天パウダーを入れましょう。完全に沸騰してからだと、寒天が活性化せず固まらなくなるので注意してくださいね。

永田:フツフツ…もういいんじゃないですかね?

富田:はい!では寒天パウダーを入れてください。寒天が溶け込んだ豆乳をクリームチーズの生地へ数回に分けながら混ぜ入れ、最後にレモン汁を加え、型に流し込みます。泡だて器やゴムベラに付いている生地もしっかり取ってくださいね!もったいないので。

永田:これでいいですか?もう限界かと。

富田:えええ!まだまだいけます、私がやります、もったいないです。

永田:もう十分かと…。

富田:まだめっちゃ取れるじゃないですか!扱いが優しすぎますよ。じゃあ、表面をならして、180度のオーブンで天板に水を入れ蒸し焼き状態で20分焼いて、その後冷蔵庫で冷やします。オーブンは厨房の方にお任せするので、この通りお願いしてきてください。

永田:天板って何ですか。

富田:…。とりあえずこのまま一回、厨房の方に伝えてみてください。では、チーズケーキを焼いている間に、ハンバーグを作りましょう!

こねて焼くだけで完成?!ふっくら和風ハンバーグを作ってみた

通常のハンバーグは卵やパン粉(小麦粉)を使いますが、保水性の高いライスジュレを“つなぎ”として使うことで、小麦・卵フリーにすることが可能!永田さんには二品目として「ふっくら和風ハンバーグ」を作ってもらいます。

・レシピ詳細「卵もパン粉も使わない!ふっくら和風ハンバーグ

<永田さんのミッション>
(1)玉ねぎのみじん切りと、大根おろしを作る
(2)合挽き肉と玉ねぎに塩こしょうをしてこね、柔らかくしたライスジュレを加える
(3)小判型に丸め、電磁調理器で焼く
(4)大葉、大根おろしと共に盛り付ける

永田:玉ねぎのみじん切りって、どうやるんでしょうか。

富田:まずは情報がないまま切ってみてください!

永田:家庭科の教科書で見ただけなんですよね…。今回のために家で練習しましたが、どこまで切ったらみじん切りなんでしょうか。

富田:あああ…(手の添え方が怖い)、もうちょっと細かくしておいてくださいね。次は大根おろしを作りますので、大根の皮をむいてください。

永田:あれ(桂むきのこと)、僕がやるんですか!やばい、それはやばい。

富田:じゃあ安全策で、まな板に置いて周りを切っていってください。

永田:大根の皮むくの、初めてです(むいていませんが)。おろすのも初めてですね。

富田:血を流さない程度でお願いします。大根おろしができあがったら、合い挽き肉に塩コショウ、そして玉ねぎを入れてこねていってください。

永田:玉ねぎ、大きすぎましたかね。お店のハンバーグでこんなでかい玉ねぎ、見たことないです。

富田:確かにちょっと大きいかもしれませんが、食感が出ていいかもしれません。ただ、割れやすくなりますね。そして、もっとこねましょう!肉の繊維がばらされて、白くなるようこねてください。ただ、のんびりこねると手の体温が伝わって肉がヘタるので、手早くでお願いします。永田さん、平熱どれくらいですか?

永田:37度くらいですね。

富田:じゃあマズイですね(笑)。温度が高いと肉の脂が出て割れやすくなります。急ぐためにも、一旦私がこねます!

永田:(富田さんの実技を見て)こねるというのは「握る」ことなんですね。

富田:確かに握る感覚に近いですね~。じゃあ、交代しますので、握るようにこねていただき、柔らかくしたジュレをいれてください。

永田:初めて柔らかいライスジュレ触りました。うわー、ベタベタ。手にくっつきますね。うわー。

富田:(肉の状態を見て)混ぜるのに時間がかかったため肉の脂が出てしまい、だいぶユルいですね。一度冷蔵庫に入れないと焼いたときに割れるかもしれませんが…、今回はこのままで行きます!二等分して、なるべく空気を抜くようにしながら小判型に整えて電磁調理器に乗せ、中央を凹ませてください。

永田:富田さん、完璧じゃないですか、これ?

富田:見た目はいい感じですね!パン粉や卵などつなぎを使わないので、お肉の旨みがダイレクトに感じられるのと、ライスジュレが肉汁を閉じ込めるんです。

永田:じゃあ、焼く前に(ヤンマー本社ビルの)防災センターに連絡入れてきます。

富田:はい(笑)、ありがとうございます。では、焼き始めてジューっと音がしてから3分後にひっくり返してください。上手くいけば熱が通っても割れないはずですが、割れ始めたら雲行きが怪しいです。(3分経過して)うーん、“やばみ”が出てきましたね。

永田:柔らかいです、これはやばいです。下にヘラが入らないです。

富田:気合でひっくり返してください!(永田さんがひっくり返して)あー、でもセーフじゃないですか?片方は割れて肉汁が出ちゃいましたが。やはり焼く前に冷やすべきでしたね。そして、永田さんごめんなさい。私は会議の時間になったので、盛り付けはお一人で頑張ってください~!

永田:え…はい。崩れた部分は大葉でカバーしておきます!

ライスジュレのチーズケーキと和風ハンバーグが完成!さて、上司の評価は…?

焼きあがったハンバーグには大葉と大根おろしを添え、冷やし終えたチーズケーキにはベリーとミント、そしていちごソースをトッピング。お料理ビギナー永田さんによる、ライスジュレレシピ二品が完成しました。

上司A:意外にちゃんとできてるやん。あとは味やな。

永田:まずはチーズケーキから評価お願いします。

富田:業務用オーブンのため温度が高かったのか、豆乳がちょっと分離してモロモロっとなってしまいましたが。

上司A:うん、美味しい。食えるよ。

永田:ちゃんとチーズケーキの味がします。

上司B:美味しく焼けてるね。おかわりもらおうかな。

富田:よかった!じゃあハンバーグも食べてみてください。

上司A:美味しいけれど玉ねぎがでかいね。あと、噛み応えがある。

富田:お肉の素材感を感じてください!今のは崩れて肉汁が流れ出てしまった方のハンバーグですが、もう片方は肉汁がちゃんと残っています。

上司C:割れなかった方、かなりジューシーですね。

上司A:確かに柔らかいね。でも割れた方も肉らしくて美味しいよ。

上司B:おかわりしよう。

富田:よかったですね!はじめての料理をこんなに誉めてもらえて。ほぼ成功ですよ。

永田:ありがとうございます…。


ハンバーグは、(1)玉ねぎのみじん切りは細かく(2)手早くこねるという2点を抑えると、割れにくく肉汁を抱え込んだジューシーなハンバーグが完成します。みなさんが挑戦されるときは、これらのポイントをしっかりおさえておきましょう。超・お料理ビギナーでもおいしくできるライスジュレのお料理レシピ、ぜひみなさんもチャレンジしてみてくださいね!

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